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地域活性化事業

定款第4条第1項第3号

<事業の趣旨>
・少子・高齢化が進む神楽地区において、生活文化、伝統行事を後世につたえることは重要な課題である。伝統的な文化がその地域全体に浸透していることは、都会から来る人々にとっては新鮮であるし、またその地域独自の文化は都会に出た住民が故郷に戻ってきたとき安心感を与えられるものである。しかしその一方、閉鎖的で単調といわれる雰囲気も一方では存在する。外部からの文化の風を積極的に受け入れ、都市住民の移住を促すなどの地域づくりを進めることも大切である。
神楽の郷ではその両者のバランスを考えてこの事業を展開する。特に地域の活性化に目を向けてみると、やはり活用し、活性化の資源となるものは地域の自然である。農村や森林資源を活用した事業としてバイオマス研究や、植物の栽培事業などを展開し地域の活性化につなげる。
 
(1)伝統行事継承「盆踊り里帰り花火大会」事業
各集落へ助成している。
・集落毎に「盆踊り里帰り花火大会」と称し、夏まつりと花火大会を開催する。里帰り住民や地域住民を対象に伝統行事の盆踊りの継承と花火大会における交流会やバザーを開催し地域の活性化につなげる。
 
(2)加古川源流の郷「エコミュージアム」事業(神楽会館「神楽生活環境地域博物資料館」整備事業)
・「エコミュージアム」とは、エコロジー(生態学)とミュージアム(博物館)とをつなぎ合わせた造語で、ある一定の地域において、住民の参加によって、その地域で受け継がれてきた自然や文化、生活様式を含めた環境を、総体として永続的な(持続可能な)方法で研究・保存・展示・活用していくという考え方、またその実践である。エコミュージアムは、展示資料の現地保存、住民が参加しての運営などにより、地域を見直し、その発展を目指すことに特徴がある。当事業でも神楽会館「神楽生活環境地域博物資料館」の整備を行い神楽の生活を後世に残し引き継いでいく。「エコミュージアム」は現在の生活や文化がどんな経緯でつくられてきたかということを住人自身が知り、また、他の土地の人たちにそれを見せることによって理解し、再確認し正しく受け継いでいくものである。
 
(3)森林資源活用バイオマス研究事業
・「バイオマス」とは生態学で、特定の時点においてある空間に存在する生物の量を、物質の量として表現したものである。このバイオマスを利用し、バイオ燃料やエコ燃料をつくりだすための研究を行う。神楽地区の森林資源を活用し、自然や環境に優しい燃料をつくりだし、様々な分野で利用、活用する。
 
(4)多機能農産物「カイアポイモ」栽培普及事業
・ビタミン、ミネラルが大変豊富に含まれている、南米ブラジル産の白甘藷(しろかんしょ)の一種で、「南米の白イモ」と称されているのが「カイアポイモ」である。その栽培を通じて、有効に畑を活用し、地域の活性化を図る。
 
(5)ピンクリボン啓発事業
・「ピンクリボン」とは、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診の推進を目的として行われる世界規模の啓発キャンペーン、もしくはそのシンボルを指す。当事業では、専門家による講演会、乳がんの早期発見・早期診断・乳がんの解説などを行い、地域住民に活動を広め、住民に積極的にキャンペーンに参加していただく。

<事業の対象者>
主に地域住民及び一般市民
 
<事業実施のための財源・施設・人員等>
事業の財源は丹波市からの補助金である。人員は当法人の職員やボランティアなど。
また、事業実施のための施設は神楽会館など。
 
<事業の委託及び受託について>
カイアポイモ栽培普及事業に関して、自治会に委託している。
一般財団法人 神楽自治振興会
〒669-3821
兵庫県丹波市青垣町桧倉
414の5番地
TEL/FAX.0795-87-5808
  1. 教育福祉事業
  2. 環境保全事業
  3. 地域活性化事業
  4. 高齢者生活支援事業
  5. 公共施設の管理運営事業

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